くせ毛の種類
くせ毛の種類
くせ毛の種類
一重にくせ毛と言っても、一人ひとり容姿が違うのと同じでくせ毛で悩む方々がみな同じ悩みとは限りません。それはくせ毛の種類が違うため、生え際がはねたり、ボリュームが出過ぎたり、うねったりとそれぞれ悩みが違うからです。また、くせ毛は髪が濡れるたり乾燥したりした場合によってもくせ毛の種類が変わります。それぞれのくせ毛の種類を知ることによってくせを目立たなくさせたり、くせを生かした髪型やスタイリング法を知ることが出来ます。
形状の異なるくせ毛
うねり系:手触りは悪くない。部分的にひっかかる・波うったり、うねったりと程度は様々
くせが弱いと直毛にみえる。湿気に弱く、広がりやすく膨らみやすい。
ねじれ系:手触りがザラつく・「ジリジリ」した印象。太さが細かったり太かったりする箇所があり均一感がなく、ツヤのない直毛に見える場合もある。
渦巻系 :手触りがゴワゴワ・ジリジリした印象。髪の表面が凸凹で太い部分と細い部がある。非常に切れやすく縮毛矯正が難しい。小枝のように節がある。
濡れた状態で見たくせ毛
湿気でクセが出るが濡れるとまっすぐになる:
シスチン結合のずれがなく、他の水素結合の影響を受ける要因のみでナチュラルカールになっている。施術する場合、ストレートパーマ(薬剤のみ)では直毛にならない。施術で直毛にするには縮毛矯正が必要。
湿気でも濡れてもクセが変わらない:
湿気でクセが出るが濡れると落ち着く。ただしまっすぐではない。シスチン結合のずれが原因のほぼ100%ストレートパーマ(薬剤のみ)でも直毛になれる。
湿気でクセが出るが濡れると落ち着くがまっすぐではない:
日本人の多くがこのタイプである。シスチン結合のずれもあるし、水素結合の影響を受ける他の要因もあり、水素結合とシスチン結合が両方原因になっていて、やはり熱処理を加えた縮毛矯正が必要。
部分的なくせ毛
髪全体ではなく、部分的にクセがあるケースもあります。根元が立ち上がってふくらむ耳の後ろや前髪周辺に多いケースです。毛流れが不規則あちこちにむかって生えるケース。重なる部分にボリュームが出て、全体的にバラつきのある印象になります。毛が寝てしまう生えぐせによりペタッとしてしまうタイプ。前髪が割れる前髪が思う通りにならない悩みは大変一般的です。毛先がはねる毛先は根元より水分が不足しがちで、直毛の人でもパサついてはねることがあります。